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本書は,京都にある静かな日本庭園で,春の一日を庭を眺めながらゆっくり松下幸之助翁の話を弟子である著者が聞く,という設定になっている。
個々の話は,松下翁自身の著書である「心得帳」シリーズや著者の他の著作にも出ている話かもしれないが,「聞き書き」形式というのは,自分が直接松下幸之助翁の話を聞いた気分になり,スッと入ってくる。
もちろん,それぞれの話はマネジャーとして大変参考になるものばかりである。方針の立て方から,部下の叱り方,日本の伝統精神まで,マネジメントのノウハウというよりは哲学に近い一貫性を感じる。
書店で氾濫している「マネジメントのノウハウ本」を読む前に,ぜひ一読をお薦めしたい。
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